
『Moss stitch cape』
Pattern : かのこ編みのケープ by Emiko Kamata from handmadeデイリーニット
Yarn : 8 balls of Puppy's Alpaca Rimist in col.no.709
1.2 ball of Rowan's wool cotton in col.no.909
Size : one size
Needle : JPN.6(3.9mm),5(3.5mm) & 8(4.5mm)

Flickrの方には11月の初旬には載せていました
寒くなりかけた時に出来たので良かったです、ヘビロテのアイテムになりました。
前回も書きましたが、縦方向のゲージが合わなかったので
目数の多い身頃の途中くらいまでは「これはZZZするのでは、、、」
と思いながら編んでいました。糸はちくちくしないしとても軽くて暖かです、
でも縁等に少しコットン混も使ったので指定より少し重くなってしまいました。

変更点
どうしてもゴム編み止めからは逃れたいし、目数も多いので袖口以外は目の流れに沿った止め方にしました。(笑)襟は5号6号の指定ですがゲージ調整の為もあり段数は同じで5・6・8号を使いました。
気になった点
ボタンは30mmの指定ですが、指定に対して穴が小さいような気もするので調整すれば良かったです。
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写真の話
ノスタルジックな感じだなぁと思いながらこのケープを編んでいたのですが、
そんな時フォトショップ無しでトイカメラ的な加工の出来るフリーソフトを知って
試してみました。これは面白いです♪
そして今迄着画は室内、セルフ、横構図でしか撮れなかったのですが、
(着画についてはいろいろ見解が分かれると思いますが、
元々写真を撮るのが好きなのとらべり等で編地のクローズUPや
後姿などを見る事が出来てとても参考になっているのでそれに倣っているつもりです。)
トップスだけなら良いのですが、長めの丈やボトムで縦構図で撮りたい時に
こんな優れたものがあると知りこちらも試してみました。
(なんだかこのやる気なさげなフォルムがめちゃめちゃ好きです。)
圧倒的に縦の構図で撮る方が好きなのです。正確にはモチーフやスタイリングや
アングルを決めて撮るまでが好きで撮ったその後はコピーしないでガンガン捨てている。写真の意味ないじゃん!と云われそうですが、撮る瞬間、緊張感が好きなのです
(例えば編物でCOする時のワクワクした感じ、もしくはFOの一寸前の感じと一緒です)
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『Selbu Modern』
Pattern : Selbu Modern by Kate Gagnon
Published in Zeitqeist Yarns
Yarn : Munsell's Merino 150 queen in col.no.1098(MC) and 1096(CC)
Size : one size
Needle : JPN.3(3.0mm)&4(3.3mm)

最近ほとんど帽子をかぶる事はなかったのですが、
先月美容師の友人に会った時に切ってもらって(出張カット@Room101)
久し振りに前髪も作ったのでここ最近はアップにしないでおろしている事も多くなりました。なので帽子編もうかなぁと思った所このパターンに遭遇。パターンを見た時にパピー4プライの紺に近い紫と黄緑でどうだろうと思い早速ユザワヤへ
、、、が、指定より糸が細いけどマンセルのメリノが安くなっていたので
この糸に。メリノなだけに思ったより柔らかかったのですが、
「匠」シリーズの輪針とはちょっと相性が悪いのか滑りやすかったです。
糸の引き加減がやはり難しいけれど久し振りだったからかすごく楽しかった!
これを編んだ他の方のコメントにも書いてありますが、
パターンが良く書けていてとても解りやすかったです。

『Pink-Baby bowknot cowl』
Pattern : Baby Bowknot Cowl by Veronique Haegeli
Published in TresChic Veronique
Yarn : 1.3 balls of Inca tops' Alpaca wool in col.no.18
Size : one size
Needle : JPN.6(3.9mm)

『Pink-Baby bowknot mittens』
Pattern : Fingerless Mittens by Chris de Longpré
Published in Knitting at Knoon Pesigns
Yarn : 0.7 balls of Inca tops' Alpaca wool in col.no.18
Size : one size
Needle : JPN.8(4.5mm)

そんなわけで防寒小物が続いてカウルを一つ
この模様は8段リピートだけどKとPのみなので簡単であっという間に編めました。
近くないとBowknotの部分は目立たないけれど
これがあるだけで編地に変化が出て可愛い。
ノット部分にビーズを編み込んだり、このパターンは幅が他のカウルより狭いので
後開きにしてボタンで留めるのもいいなぁ等と思いながら編みました。
そして35g残った糸で同じステッチを使って指無し手袋。
3の倍数の目数で始めと終わりがガーターのフリーパターンを探して
親指部分以外にBowknotステッチを入れてみました。
目いっぱい使って2玉ぴっちり使用。残りは1m弱。
驚くほど手が小さいので(本当にびっくりされます)糸が足りた模様、、、
オリジナルから1”以上短い、、、8号で指定の目数(36目)で編んだけど
6号くらいで編むか、もしくは30or33目でも十分でした。
糸はユザワヤブランド?玉だとちょっとゴワゴワ感があったのですが、
ピンクの色味が気に入ったのでこれにしました。
編んでみるとゴワゴワ感が無くなりしっかり感のある編地になりました。
(ちくちくしないけど少々毛が抜けます)

『Morningside Neckwarmer』
Pattern : Stormy Morningside Neckwarmer by Jared Flood
Published in Classic Elite yarns
Yarn : 1 ball of Puppy's Arles in col.no.119
Size : Hight / 4” Width(of flattened tube) / 11.5”
Needle : JPN.10(5.1mm)

毛糸の在庫を整理しようと思い立ちガサゴソしてみると
意外にも着分ある(というか「ZZZ」状態なの)のは1着分のみで
1玉買いしたものや頂いた糸や半端に余っている糸等で衣装ケース1箱半でした。
もっともその元ネタは数キロあるし布山もあるんですけどね、、、とほほ
なのでその在庫を更に減らそうとカウル再び。
昔のパピーの糸チャコールグレーとシェーラさんの水色
(同じ配色のチェックのコートを見てやってみましたが、
水色の糸がもう少し細かった方が色のバランスが良かったかも、、、)

『purple haze』
Pattern : Scrappy Lengthwise Scarf by Zona Sherman
Published in Zona's Journal Thingy
Yarn : some kinds of purples and more!!
Size :
Needle : JPN.8(4.5mm)
(Hazeと言えば編み物好きの方はRowanが頭に浮かぶと思うのですが、
すみません、、、ジミ・ヘンです。曲のタイトルそのままです。)
更に余っている糸から紫をメインにCCを黄色、翠系で。
糸はアヴリル、シェーラ、ドログリー。それぞれを2本どりで。
長手方向が作り目なのでCOは260目なのですが、
(1インチの目数x作りたい長さ/5st x 52”=260)
↑で500目以上だったので辛くないです。(笑)
2段リピートのステッチなので何も考えず編めてしかも色選びも楽しめそうです。
らべりで同じように残り糸を使ったセーターでとても素敵なのがあったので
(配色の段数のみ揃えてぐるぐると表メリヤスで編んでいき着る時は裏メリヤスのシンプルセーター)いつか編めるといいなぁと思っています。

まるで気分はランナーズハイならぬカーディングハイ状態で
山のようにローラグを作ってはアンジーでくるくるして双糸にし
ようやくパティのフリースは双糸で400g強になりました。
今回部位毎にローラグを作っていたら質感の違いがなんとなくですが分かってきました。同じように(むしろ丁寧に)洗ったつもりの背や脇腹は解毛時にゴミや藁もかなり出て触った時の感じもやはり違う。
これは自分の手が感じた今回のプロジェクトのポイントの一つだと思う。
カセアゲして外した時ほとんどくるくるしてこないので
撚り止め必要ないかなぁと思う時も多いけれど
斜行はいやなのでぬるま湯にちょろっとつけて(10分くらい)、
軽く脱水して、枷をパンパンと伸ばし傘の重りをつけて干しています。
私はロングドロウの場合紡ぎ車に対して右に引きます
アンジーはボビンラック(ホルダー)が本体右に付いて
糸を引っ掛けた時に捌き易い位置と吸い込み口が40cmくらいになるので
単糸の時も同じくらいの位置・長さで繊維を引くようになりました。
今回単糸は引いてから5回ペダルを踏んで、双糸の時は3.5回を基準に踏みました。
かなり甘撚りなので毛玉が心配ですが、柔らかさや弾力はさすがマンクス気持ち良いです。でもそれだけにカーディングの未熟さが随所に出てしまって少々凹みましたが、今パターン本の到着待ちで早く編み始めたいです。
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WG6紡ぎメモ
フリース/マンクス
ウエイト/バルキー(10wpi)
単糸/40cm、5回
双糸/40cm、3.5回
※双糸にする時に何回か切れることがあったので甘撚りのギリギリのラインだと思う。
(アランまではOKだと思うけどウエイトによっては絶対無理な回数)
※今回はパターンが輪で綴じ接ぎ作業がほとんど無いようなので大丈夫だけど
綴じ接ぎがあった場合はもう少し撚った糸を用意する必要性もあるかも、、、
別の機会に
バルキーでもう少し撚りをかけて8回:5(5.5)回や
引く長さを変えて上と同じ甘撚りで紡いでみる。
(例えば50cm/6.5:4.5くらいで)
単糸の回数 x 0.66 ≒ 双糸の回数
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全然関係ないけれど吉祥寺中通りあたりに夜出没するブラウニー売りが妙に気になる今日この頃。(先日遭遇した時は「はらドーナツ」をがっつり買った帰りだったので後ろ髪ひかれつつも我慢したのです。)
さて羊好きの皆様、明日、明後日はアナンダの荷開き祭り@吉祥寺
「これだ!」と思う羊に出会えると良いですね。
追記:今回の「暮らしの手帖」の蟻川工房さんの記事、とても興味深く読みました。
ちょっと「ガツン!」ときた感じです〈もちろん良い意味で)。